横浜、東京に拠点を置き、検証システム/金融・証券のシステム等の構築、開発を行い、
検証ツールの支援と多岐にわたるソリューションを提供します。
ラズベリーパイ(Raspberry
pi 3)にFTPサーバの環境の作成を行う。
FTPサーバのパッケージ(Vsftpd)のインストールする。
Vsftpdの詳細は
https://security.appspot.com/vsftpd.html
FTPサーバ(Vsftpd)のパッケージのインストールを行う
sudo apt-get update (インストール済みのパッケージの更新)
sudo apt-get install vsftpd
と入力する。
コマンド | 機 能 |
---|---|
sudo | 特権指定(superuser do)したユーザーでコマンドを実行する |
apt-get | パッケージを取得してインストール/アップデートする |
設定ファイル(vsftpd.conf) の編集
1.FTPサーバの停止
sudo service vsftpd stop
2.設定ファイルの退避
sudo cp /etc/vsftpd.conf
/etc/vsftpd.conf-default
3.設定ファイルの更新
sudo vi /etc/vsftpd.conf
# (変更箇所のみ記載)
# anonymousでのFTPログイン
anonymous_enable=NO
#anonymousユーザを禁止(デフォルトはYES)
# ユーザ権限設定
local_enable=YES
#ローカルユーザを有効に(デ フォルトはコメントアウト)
write_enable=YES
#書き込み可能に(デフォルトではコメントアウト)
local_umask=022
#書き込んだ際のパーミッションのマスク(デフォルトではコメントアウト)
# ASCIIモードの設定
ascii_upload_enable=YES
#アスキーでアップロードを有効(デフォルトではコメントアウト)
ascii_download_enable=YES
#アスキーでダウンロードの有効(デフォルトではコメントアウト)
# ユーザ権限
chroot_local_user=YES
#ローカルユーザの制限(デフォルトではコメントアウト)
chroot_list_enable=YES
#リストにより制限を行う(デフォルトではコメントアウト)
chroot_list_file=/etc/vsftpd.chroot_list
#リストのパス
ユーザ権限ファイル(/etc/vsftpd.chroot_list) の編集
sudo vi /etc/vsftpd.chroot_list
ユーザIDの
pi
を入力する。
1.FTPサーバ(vsftpd)の実行
sudo service vsftpd start
2.FTPサーバ(vsftpd)の停止
sudo service vsftpd stop
3.電源投入時にFTPサーバ(vsftpd)の自動起動を設定
sudo update-rc.d -f vsftpd defaults
別のパソコンまたは外部のパソコンよりFTP接続の確認をする。
(例 :FFFTP )